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解読できる資料の種類
ひとくちに文書といっても様々あります。静香堂では、次のような資料を解読することができます。資料の種類が分からない場合もあると思いますので、まずはご相談ください。
漢文漢文とは、中国古来の文語体の文章であります。日本でもこれに習って、このような文章が書かれることがありました。現代でも中国学の知識のある方によって書かれています。 皆さんのお宅でも、家系図や、掛け軸などに見られることがあります。 左の写真は句点文(くてんぶん)と呼ばれるもので、漢文に返点(かえりてん)をつけて、日本人が読めるようにしたものです。また、返点のない漢文を白文と言います。 また、印刷されたものもあれば、手書きの漢文もあり、一般に印刷されたものの方が解読は容易です。 当研究室では、白文・句点文、印刷された文字、手書きの文字を問わず、解読いたします。 | ||
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漢詩漢詩とは、中国で古来作られた詩であり、様々な形式・分類があります。一句、四字、五字、七字のものなどがあり、押韻(おういん:韻をふむこと)などの規則もあります。この形式にならって、日本人が作った詩もあります。 皆様のご自宅では、掛け軸や、額、屏風などに見られます。 楷書(かいしょ)が読みやすいのはもちろんですが、当研究室では、行書(ぎょうしょ)・草書(そうしょ)も解読いたします。 楷書とは点や画(かく)を崩さずに書いたもので、行書はそれを少し崩したもの、草書はさらに崩したものです。 | 額額というと、現代では絵や写真を入れて飾ることが多いと思いますが、昔は書などを入れておくことが多かったようです。絵は掛け軸や屏風などにしておくことが多く、絵を入れた額というのは江戸時代くらいまでは見当たりません。 みなさんのお宅でも、文字を入れてある額がありましたら、どうごお知らせください。 写真は、私の家にあるもので、漢文が額に入っています。星島二郎先生の書で「和気満堂」(わきまんどう)と書いてあります。「和やかな気が家に満ちている」という意味です。 写真に撮って送ってくださる場合は、光の写り込みによって文字が隠れてしまわないようにご注意ください。 | 手紙手紙は、書かれた方の癖や省略の仕方によって、解読のしやすさも大きく異なります。誤字脱字があることもあり、それ自体が懐かしさや、その時の状況を考える手がかりにもなりますから、その際は、間違いを正したものと正さないものを併記いたします。 |
古典籍古典籍とは、古い時代の書籍全般を指します。古典籍には、版本と呼ばれる木版で印刷された書籍と、手書きで写した写本とがあります。 当研究室では特に、江戸時代頃の版本の解読を得意としておりますが、全般を扱っております。 |
その他、古文書、家系図、石碑や墓石に書かれた文字もご相談ください
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